【F1感想】ありがとうアロンソ、友情のパレードラン！

November 26, 2018

2018年ラストのアブダビGPは、アロンソにとってF1最後のレースとなりました。無事にチェッカーを切った後は、ハミルトンやベッテルがアロンソと並走し、3台並んでのドーナッツターンを決めるなど、アロンソに敬意を表する展開に。

ライコネンがマシントラブルでリタイアなど波乱のレースでしたが、胸にグッとくる2018年の最後でした。

 

アブダビGP：アロンソF1最終レース＋友情のパフォーマンス

アロンソ、引退。最後のレースはベッテル、ハミルトンとドーナッツスピン。

アブダビGPは、2018年の最終レース。

すでにドライバーズチャンピオンはハミルトン、そしてコンストラクターズチャンピオンもメルセデスに決まっているため、注目はこのレースを最後にF1を引退するアロンソの走りでした。

（なお、他にも何名かF1を去ったりチームを変わるドライバーもいますが、注目度が高いのは、フェラーリを去るライコネン、そしてレッドブルを去るリカルドですかね。）

アロンソは無事に最後まで走りきれるのか？世界中が見守るなか、危なげなくチェッカーを切ったアロンソ。

そのあとのパレードランでは、大歓声の中、手を振って走りました。

そして、そのアロンソと並走するハミルトン、ベッテルの姿が。

最後には3台並んで、メインストレートでドーナッツスピン。

公式がアップしてくれた動画です。

3台ならんだ綺麗なドーナッツスピン・・・

打ち合わせなしにアドリブでやったのかな？

素晴らしいパフォーマンスに胸が熱くなりますね。

 

それぞれの最終レース

今回のアブダビGPは見所がたくさんだったので、ドライバーごとに感想をまとめます。

大波乱のレースとなりました。

 

フェラーリラストのライコネン、無念のリタイア

みんなが大注目していた、ライコネンのフェラーリ最後のレース。

レース中盤で突然パワーがなくなり、メインストレートに静かに停車してリタイアとなりました。

電気系統のトラブルらしく、しばらくマシンはさわれない状態になっていたとか。

現在39歳、F1ドライバーとして20年近くのキャリアを持つライコネンには、アロンソと最後まで一緒に走って欲しかったなぁ・・・。

そう、誰もが思ったことでしょう。

チェッカー後、ベッテルやハミルトンと共にアロンソを囲んで走るライコネンの姿が見たかったですね。

 

完走できた！惜しくも4位のリカルド

今回でレッドブルを去り、ルノーへ移っていくリカルド。

今年は度重なるマシンの不調に、リタイア回数はなんと8回・・・

とにかく、まともに完走させてあげたい！と願って、最終レースを見ていた人も多いでしょう。

今回のリカルドはタイムも速く上り調子で、同チームのフェルスタッペンに続いて4位となりました。

できれば、表彰台に立って欲しかった。でも今回のレッドブルは、チームオーダーも特になく（？）順当に走っていたので仕方ないですね。

もしかしたら、マシンが不調のフェルスタッペンと比べると、リカルドはもっと速く走れたのかもしれませんが・・・。

最後に笑顔のリカルドが見れて本当によかったです。

 

最後に本気を見せることができたバンドーン

引退するアロンソのチームメイト、バンドーン。今年でF1を去り、来年からはフォーミュラEへ移ります。

マクラーレンでの彼の成績は、マシンの不調に振り回されて散々な結果。

本人のドライビングテクニックを評価するレベルに持って行けていないのに、泥ばかり塗られているイメージがありました。

アブダビGPでは、最後になって調子をあげてきたマクラーレンのマシンで大健闘。

 

DAZN解説（中野信治さん？）「バンドーン、遅いマシンで頑張ってブロックしてる。これはすごい！」

 

DAZNのほうでは、そんな言葉が繰り返されていました。

最下位が定位置なんて言われていたバンドーンですが、F1まで上がってきただけあって、本当はもうちょっと戦えたんじゃないかなぁ。

いつかまたF1に戻ってきて、また本気を見せて欲しいです。

 

来年のシート不明のハートレーは・・・

2019年のシートがまだ決まっていないハートレー。

「トロロッソはクビ」宣告が報道されてから、また状況に変化があったようで。

F1 Topic：アルボンとの交渉が難航しているトロロッソ・ホンダ、残留に向けハートレーに光明か（auto sports）

もしかしたら、来年の希望がまだ繋がっているかも・・・？という状態で、アブダビGPでは単独でバリアに激突。

車に不調があったのかもしれませんが、ツイッターでは「雑なドライビング」と批判の声も上がっていました。

もし、マシン不調のせいだったらちょっとかわいそうですね。なんにせよ、来年もハートレーの姿を見たいものです。

 

リタイアしていった方々

今回は5人もドライバーがリタイアしてしまいました。ライコネン以外には次の方々。

ヒュルケンベルグ：序盤に大回転の大クラッシュでリタイア。

ヒュルケンベルグ、天地逆さまになんども転がる大クラッシュ。最後は逆さまになってバリアにひっかかりました。

生きてて本当によかった・・・。ヘイロー様様ですね。

 

ガスリー：予選から不調、決勝でも煙吹いてリタイア

ガスリーは予選から煙を吹いてましたたが、決勝でもオイルの煙を吹いて後方のフェルスタッペンをオイルまみれにし、リタイア。

止まってしまった後に、ラジオで

 

ガスリー「火がついてないか見て！火ついてない？！火ついてないよねぇええええ？！」

 

と絶叫してましたがw

来期からこのエンジンにマックスが乗ると思うと・・。マシンの尻だけじゃなくてドライバーの頭からも火が出そうでやばいですな。

ガスリーのオイル煙幕をくらったマックスは、前があんまり見えなかったとレース後にコメントしてました。危ないな・・；

 

オコン：フェルスタッペンとのバトル・ラウンド３？マシンが不調に

前回のブラジルGPで、フェルスタッペンと喧嘩していたオコン。

https://f1miyouze.com/f1/f1-brazilgp-kansou/

 

今回もフェルスタッペンとのガチバトルを繰り広げ、報復タックルを受けてしまいました。


そのせいかどうかはわかりませんが、後半にマシンの不調でリタイア・・。

マックスのこのタックルがちょっとした議論を巻き起こしてましたが。

レッドブル陣営は「よっしゃぁ！！！」ってリアクションしてたので、まあ大丈夫なのでしょうw

血の気の多いチームだわ。牛だからか。

 

エリクソンはパワーがなくなりリタイア

次節はF1からインディカーに移籍するエリクソン。

中盤でマシンのパワーがなくなったと、静かにリタイアしてしまいました。最後のレースで完走できず、残念でしたね。

グロージャンのラジオ「エリクソンのせい」は、今年のF1流行語として個人的に優勝なんですが・・・w

 

チェッカー後〜インタビュー

レース終盤は、特に大きな順位の変化もなく退屈な締めとなりました。

  1. ハミルトン
  2. ベッテル
  3. フェルスタッペン
  4. リカルド
  5. ボッタス

リタイアしたライコネンが抜けていますが、トップ3チームがこの順番で終了。

リカルドが表彰台に乗れなかったのが少し悔やまれます。

 

ルノーでもがんばってリカルド

表彰台に乗れなかったのは悲しかったけど、レッドブルでの5年間はクールだったと話しています。

最後に走りきれて、本当によかった。もう死んだ魚のような目のリカルドは、見たくないですからね。

ルノーではヒュルケンベルグを超えてトップチームに食い込んできて欲しいですw

マックスとはチームメイトとして最後のレース。

2人で喧嘩したり、ぶつかったりしなくて本当によかったwwwwww（多くのレッドブルファン心の叫びだと思う）

 

インタビューは皆んなアロンソに注目


華麗にスルーされるフェルスタッペン。

レースの総締めについて語るチャンピオンたちに続いて、いつもの通り「オイルがついて見えなかったんだよ！！」なんてマイペースに語ってましたが、誰も話聞いてない空気が・・・（笑）

ちょっとしたオチでしたね。

最後は表彰台でルイスが脱いでましたが、これも不発気味だったような気がします（笑）

今回は、とにかくアロンソが主役だったなぁ。

 

まとめ

2018年最後のアブダビGPは、ヒュルケンベルグの大クラッシュや、フェラーリラストレースのライコネンがリタイアなど、波乱の多いレースに。

しかし、最終的にはアロンソの完走＋チャンピオンズのパフォーマンスで、サーキットは感動に包まれ幕を閉じました。

 

最後のラストラン、アロンソありがとう絵をツイッターに投稿しました。

よかったらRTしていただけると嬉しいです。

 

来年までちょっと間が空きますが、私はブログの整備でもしつつ気長に待つことにします。

扉絵も新しくしないとね。

2019年にまたお会いしましょう。

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たまに、2歳の娘ちゃんとF1見てる様子なども投稿されますw

 

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フェニックスA子

F1まんがクリエイター（アラフォー）。イラストと漫画を描くのが好きです。映画RUSHを見てF1を知り、そのまま沼にはまりました。スポーツは拳で殴り合いたいタイプなので硬派なドライバーを応援しがち。

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