【F1】レッドブルホンダ2019のドライバー!危険な熱血コンビ、フェルスタッペン&ガスリー
2019年からホンダエンジンを積んだ、レッドブルホンダことRedbull Racing!
ホンダのF1復活を見たい歴代のF1ファンや、新しく見始めた方に、レッドブルのドライバー2人をご紹介します。
このページの目次
2019年のレッドブルは熱血コンビ?!フェルスタッペン&ガスリー
2019年のレッドブルホンダのドライバーは、この2人!
- マックス・フェルスタッペン (Max Verstappen)
- ピエール・ガスリー(Pierre Gasly)
マックス(フェルスタッペンは長いので名前で呼ばれることが多い)は21歳、ガスリーは22歳と、若さあふれる2人です。
そのせいか、血の気が多い2人ということでも有名?
日本人の期待を背負うことになるこの2人について、詳しく、ちょっとゆるめにご紹介していきましょう!
ドライバー紹介① マックス・フェルスタッペン
新人からベテランへ、チャンピオン候補に
マックス・フェルスタッペンは21歳。たったの17歳でF1デビューし、最年少デビューの記録を更新した超大型ルーキーでした。
父親も元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペンで、わずか4歳のころからカートを乗り回し、モータースポーツの英才教育を受けて育ちました。
昨年は目覚ましい成長を遂げ、今年は新人の色も消えてきたF1・4年目。
昨年のレースでは、F1でV5を達成したハミルトンに引けを取らない走りを見せたことから、今年のチャンピオン候補として大きな期待がかかっています。
また、嬉しいことも嫌なこともすぐ顔に出る素直な性格、頭に血が上りやすいハードボイルドな気質も、歴代のF1ファンから人気を集めている理由。
結構お騒がせなドライバーです。
プロフィール
名称 | マックス・フェルスタッペン (Max Verstappen) |
カーナンバー | 33 (子供のころのおもちゃの車の番号) |
国籍 | オランダ |
出身 | ベルギー・ハッセルト |
生年月日 | 1997/9/30 (21歳) |
身長/体重 | 180cm / 67kg |
F1デビュー | 2015年第1戦オーストラリアGP(トロロッソ/決勝リタイア) |
在籍チーム | トロロッソ(2015〜16年ロシアGP)→レッドブル(16年スペインGP〜現在) |
戦績(通算) | ドライバーズランキング最上位:4位(2018/レッドブル)、出走:81回、優勝:2回、ポールポジション:0回、表彰台:23回、入賞:57回、ファステストラップ:4回、通算獲得ポイント:670点 |
戦績(2018年) | ドライバーズランキング最上位:4位、出走:21回、優勝:2回、表彰台:12回、入賞:17回、完走:18回、ファステストラップ:2回 |
参照:F1速報2019年開幕直前号より
これまでのレース戦歴を振り返る
マックスの戦績といえば、なんといっても、レッドブルとしてのデビュー戦でいきなり優勝をキメたことでしょう。
マックスは、スターに欠かせない「運を味方につける」ことができるドライバー。
2015年にトロロッソからレッドブルに昇格した初年度は、「メルセデスがリタイアすると表彰台に上がってくる新人」と我々に印象づけてくれました。
新人のくせにこれは、なかなかすごいことです。父のヨス・フェルスタッペンの血を継ぐ、生え抜きのF1ドライバーと言えますね。
お父さんのヨスは、いつもピットからマックスを見守っています。
F1速報で連載中の面白4コマ「F1グランプリ天国」によると、父のヨスは「ヨス・ザ・ボス」と言われるほど気の強いドライバーだったそうですよ。
すぐ頭に血が上るマックスは、性格面も父親ゆずりと言えそうです。
レッドブルの車の性能もあり、後ろからのオーバーテイクがうまいのがマックス。ポールポジションの取得回数はなんと0回ですが、優勝は通算2回、表彰台は23回。
十分追い上げることができているのが、戦歴からもわかります。
今年も、マックスの華麗なオーバーテイクショーを見せて優勝してほしいですね!
マックスについては、こちらにもう少し詳しく書いています。
https://f1miyouze.com/f1/max-verstappen-redbull-honda/
ドライバー紹介② ピエール・ガスリー
スピード昇格は引けを取らない?チーム内ガチンコ必至
ガスリーは22歳、F1・2年目のドライバー。昨年、トロロッソ・ホンダからF1デビューしました。
F1へ上がってくる前は、シートが空くのを待ってスーパーフォーミュラへ参戦。1年間日本に滞在していました。
日本や日本人、そしてホンダにも慣れているドライバーなので、すでに日本での人気も高い存在です。
性格はレーサーらしい熱血漢なところも。(所々で、クールな〜とか堅実な〜という表現を見かけますが、私には全然そうは見えません・・)
昨年のチームメイトはブレンドン・ハートレイという金髪のニュージーランド人のお兄ちゃんだったのですが、おとなしかった彼と比べたら、ガスリーは全然プッシュしてくるタイプです。
そんなガスリーが、今年マックスとぶつかるとどうなるのか???
それは、レッドブルファン、トロロッソファン全員が心配しているところだと思います(笑)
プロフィール
名称 | ピエール・ガスリー (Pierre Gasly) |
カーナンバー | 10 (レッドブルジュニアチームでの番号) |
国籍 | フランス |
出身 | フランス・ルーアン |
生年月日 | 1996/2/7 (22歳) |
身長/体重 | 177cm / 68kg |
F1デビュー | 2017年第15戦マレーシアGP(トロロッソ) |
在籍チーム | トロロッソ(2017マレーシアGP)→レッドブル(〜現在) |
戦績(通算) | ドライバーズランキング最上位:15位(2018/トロロッソ)、出走:26回、優勝:0回、ポールポジション:0回、表彰台:0回、入賞:5回、ファステストラップ:0回、通算獲得ポイント:29点 |
戦績(2018年) | ドライバーズランキング最上位:15位、出走:21回、優勝:0回、表彰台:0回、入賞:5回、完走:16回、ファステストラップ:0回 |
参照:F1速報2019年開幕直前号より
これまでのレース戦歴を振り返る
ドライバーズランキング、最上位は15位。これは、あいにく車の性能によるところが大きいのがF1の世界。
レッドブルの車に乗せたらどうなるのか?それはまだ誰にもわかりません。
まだあまり実績のないドライバーがレッドブルに昇格してきたという事実が、ガスリーのポテンシャルを物語っているように思います。
入賞圏内はこれまでに5回。中団チームからのこの戦績は、なかなかなのではないでしょうか。
走りはどちらかというと、力が入って荒っぽい印象。
先日の2019年バルセロナテストでは、「マックスを意識して車を壊した」という表現もされていました。
今年は、大活躍してやる!!と思っているんじゃあないでしょうか。
マックスのセカンド・ドライバーとして大人しくしているとは思えませんね。
余談ですが、今年アルファロメオのドライバーとしてF1復帰した「アントニオ・ジョビナッツィ」は、2016年のGP2でガスリーと戦って優勝したドライバー。ジョビナッツィとのライバル対決も見ものです。
(対決というには、車が違いすぎるかな・・?)
今年のレッドブルホンダのドライバー2人に、期待です!
[dazn2]