【F1ロシアGP予選】ホンダ4台はグリッド降格決定。ガスリー惜しくもP11?
2019年F1第16戦、ロシアGP予選の感想です。ルクレールがぶっちぎりの速さを見せる一方で、ガスリーも健闘。
ガスリー好調もP11
ロシアGPでは、ホンダ勢4台が日本GPに備えたスペック4を予定。
予選は参加するものの、年間規定数を超えたPU交換のペナルティのため、決勝では4台ともグリッド降格が決まっている状態でした。
(2019/9/29 19:00) *最後尾スタートではなく「5グリッド降格、もしくは最後尾スタート(クビアト)」の間違いでしたので訂正します。
そんな中で、ガスリーがQ2でタイム好調。
最後は惜しくもヒュルケンベルグにタイムを超えられて、P11とQ2にとどまる結果となりました。
戦略的P11?
ツイッターでご指摘いただいたのが、「ガスリーはわざとP11になったのではないか?」というもの。
今回、予選でいくら好調なタイムを出しても最後方スタート5グリッド降格が決まっているホンダ勢。
一方で、Q3に進出する10台(P1〜P10)は、予選で履いたタイヤをそのまま決勝のスタート時に履かなければならないというルールがあります。
P11以降の車は、予選のタイヤと決勝のタイヤが一緒である必要はなく、決勝スタート時に好きなタイヤを選ぶことができます。
予選で使ったソフトタイヤは耐久性が悪く、そのまま決勝で履くとスタートまもなくで交換しなければなりません。
P11以降はその縛りがないため、上を狙えるんですね。
ガスリーは「予選でいい成績をとってもどうせ5グリッド降格なのだから、タイヤが選べるP11がベストなのでは?」という推測もあります。
そうなのかもしれませんし、真実は謎のまま。
ほんとはもっと速くいけたのなら嬉しいですけどね!
ルクレール「ミスったけど余裕のP1^^」
ルクレールがなんと4戦連続のポールポジション。
フェラーリの車が速くなったとはいえ、ルクレール自身の速さは相当なものです。
予選でミスしたけどあのタイムとのこと。
この発言は、同じ車に乗っているベッテルは焦りますね・・・
ハミルトンは、フェラーリの車には今一歩およばないメルセデス車でのP2。
こちらは、思うようなドライビングができたようで、P2が決まった瞬間喜びの声を上げていました。
いつもP1を狙うハミルトンがP2で喜ぶのは、(今期では)結構珍しいこと。
決勝での最前列2人の争い(ルクレールvsハミルトン)は見ものです。
[dazn2]