F1日本GPチケット、座席はどこがおすすめ？【F1日本GP観戦ガイド】

F1の日本グランプリのチケットっていくらかかるの？どこの席が良い？そんな疑問にお答えします。

F1のチケットの値段は、数千円〜8万円代とピンキリ。

座席ごとの違いを、マップ／景観画像／アクセス／行き方／施設情報（トイレや売店）まとめてご紹介します。

「フェニックスA子が行く！F1日本グランプリ観戦ガイド」第4回目は、チケットと座席の選び方についてです。

(2021/5/10)

＊2021年のチケットについては、7月末に鈴鹿サーキット公式ページにて発表予定です。

以下の記事は、2020年に開催予定だった日本グランプリ（中止）の価格や情報を保管しています。

F1日本グランプリのチケット(席種)と価格

F1日本グランプリ（鈴鹿サーキット）のチケットの席種は、広いサーキット全体に広がっていて実に多種多様。

景観も値段もピンからキリまであります。安ければOK！という人向けのアウトレットシートもありますよ。

チケットの発売日（2020年）

2020年のチケット発売日は次の通りです。

• 2020年4月19日（日）10:00〜　V1・V2・C席（応援席）インナートラックファンエリア（4月19日（日）発売チケットのオプション）
• 2020年5月17日（日）10:00～　全指定席券、ファミリーシート、カメラマンエリアチケット、レディースシート、GRAN VIEWシート、R-BOX、
  駐車券（単体販売）、インナートラックファンエリア（駐車券単体チケットを除く、5月17日（日）発売チケットのオプション）
• 2020年5月24日（日）10:00～　アウトレットシート、インナートラックファンエリア（5月24日（日）発売チケットのオプション）
• 2020年7月5日（日）10:00～　西エリアチケット、金曜日券

詳しくは公式サイトをチェック！

チケットの価格帯

（画像は鈴鹿サーキット公式出典）

チケットの値段は高いものは8万円代、安いものだと数千円（西エリア）です。

この中でコスパが良くメジャーなのは、3万円〜4万円台の価格帯のチケットでしょうか。C〜Eあたりが席数も多くお手頃です。

初心者として気軽に参加するなら、数千円で買える西エリアをオススメする方も多いですよ。

標準的な席（指定席＋西エリア）*2020年情報

一番高いのは、サーキット中央、スタートグリッドの目の前のV1（大人66,500円〜）＆V2（大人68,700円〜）席。

そして、最も安いのは西エリアを自由に行き来できる自由席チケット（大人9,500円〜）です。

特別な席（ファミリーシート、Honda応援席、レディースシート、アウトレット）

通常の席の他には、次のようなものが用意されています。

• U23（15〜23歳＊中学生を除く）：若者向けの安いチケット。大人価格の数割引（エリアにより異なる）
• ファミリーシート：大人と子供のセット席（位置はS席）
• Honda応援席：トロロッソホンダを応援するための席（位置はC席）
• レディースシート：女性専用（位置はV1、V2、B2）
• アウトレットシート：視界が悪いため安い席。ほとんどの席カテゴリに設定されている。
• 西エリアチケット：自由席。西エリアを自由に見て回れる。

2020年からはU23の価格が上がり、大人の数割引程度になっています。

何曜日のチケットなの？

非常にわかりにくいのですが、1つのチケットで金・土・日のすべて入場できます。（木曜は昨年まではF1チケットなくても、遊園地のチケット買えば入れました。）

以下は公式からの引用です。

• チケット価格にはレースエリアへの10月9日（金）～11日（日）3日間の入場料および10月10日（土）～11日（日）2日間の指定席料金が全て含まれております（カメラマンエリア・西エリアチケット、金曜日券を除く）。
• ※V1席・V2席は金・土・日の3日間の指定席、その他の席は土・日の2日間の指定席となります。
• ※金曜日はV1席・V2席・カメラマン専用撮影エリア・VIPスイート・パドッククラブを除くすべてのエリアが自由席となります。

F1観戦チケット（座席シート）の選び方のコツ！

席を選ぶときに、どんな点に注意すればいいでしょう？

健康面でいうと、日陰があるか、救護室があるか。

そしてお子様がいらっしゃる方には、トイレがあるか、ファミリーにお勧めされているか（アクセスなどすべての面を含めて）。

コアなF1ファンには、私がいうまでもないかもしれませんが、駆け引きやテクニカルな面が見やすいポイントがあります。

また、全体を見渡したいか、近くで見たいか、この2つによっても選ぶ席が真逆になってくるようです。

どちらも両方は取れないので、自分がどっちを優先させたいかをまず決めましょう！

F1日本グランプリ、オススメのチケット（座席シート）はどこ？

おすすめの席というのは、見る人によって変わってきます。

公式情報を元に、次の4つに分けてみました。

• 楽に観戦したい人におすすめ！：V1/V2席（グランド席）
• 定番の位置から見たい人におすすめ！：A席、B1/B2席、C席（いずれも第一コーナーまわり）
• 家族におすすめ！：S席（ファミリーシート）、R席（S席の隣）
• コアなF1ファンにおすすめ！：D席（逆バンク〜ダンロップコーナー）、I席（ヘアピン）、Q1/Q2席（シケイン〜最終コーナー）

見事にバラバラですね。これだけいろんな席があると、何度でも楽しめそうです。

また、カメラマンは全く別のカメラマンエリアがあるので、公式サイトの情報をチェック！

ちなみにA子は、2018年にV1、2019年にC席に行ってます。

日本GP観戦記からは、当時のレポが見れます。

F1日本グランプリの座席の詳細（位置、景観）

座席ごとの景観や、トイレ売店情報をまとめています。

また、A子が2019年に東エリアを撮影してきたときのツイートも掲載していますので参考にどうぞ。

各座席からの写真画像は、あえて2019年版公式のものを残しています。現在の2020年版と比べると古いですが、別の見え方として価値があるので。

座席の位置

2020年版の配置です。（出典：鈴鹿サーキット公式）

V1/V2席：グランドスタンド

スタート地点目の前、V1は1階、V2は2階席。鈴鹿で最も高いカテゴリになります。

V1は見晴らしは悪いですが、目の前にドライバーや車が。ドライバーに少しでも近づきたい！という人は迷わずV1ですね。ただしレースは、ストレートしか見えなくて少しつまらないかも。

V2は見晴らしが良く、場所によっては第1・第2コーナーや最終コーナー、そしてタイヤ交換の様子なども見えるため、多くの人はV2の方をオススメするようです。屋根があるのはV2のみ。

売店や表彰台（右端）が近いこともポイント高いですね。

席の細かい場所からの眺めを確認したい場合、公式サイトの下の方に動画がたくさん貼ってありますよ。

• V1席詳細（公式サイト）
• V2席詳細（公式サイト）

なお、ピットのどの位置がどのチームかは、約1ヶ月前に発表されます。

A1席：メインストレート

A1はスタート直後の熱い争いを見渡せる席。ストレートから第一コーナーまでの加速部分でのポジション争いを、横から見逃すことなく見れます。

B1/B2席：第1コーナー〜第2コーナー

B1/B2席は、第1コーナーに突っ込んでくる車をじっくりと見れる席。右側のエリアであればメインストレートも視界に入るため、スタートの攻防を楽しめます。

C席：第2コーナー〜S字コーナー

C席は、第一コーナー後のS時カーブに入るまでを見渡せる席。Honda応援席があるエリアで、F1ファンに根強い人気を誇っているようです。

席によって見える風景がかなり変わり、大型ビジョンがあるのは両端になります。

GPスクエアからは15分程度かかりますが、ここだけで1日過ごせるように作られているようです。盛り上がるため、公式では家族連れにもおすすめされています。

D席：S字コーナー〜逆バンク

D席はS時カーブから逆バンク、鈴鹿サーキットのテクニカルな部分が見えるエリアです。F1の細かい部分がみたい、玄人向け。D4は日陰になるエリアもあるようです。

席によって見えるカーブが異なるため、好みの場所を探しましょう。大型スクリーンは右端しか見えないようです。

また、E席横の大きな休憩スペース、オアシスエリアにも近いです。

D席は湾曲しているので、３点からの眺めを記録しました。

C側から順に撮っています。

なお、逆バンクといっているのは、D席がぐるっと囲んでいるカーブのことです。

E席：ダンロップコーナー

E席は逆バンク〜ダンロップコーナーにわたるエリア。席によって見える景色が違います。

E1はサーキットが近く迫力の景観。E2は大型ビジョンが見えるエリアです。

E席横には逆バンクオアシスがあります。

I席：ヘアピン

I席はヘアピンを見渡すための席。ブレーキングによる加減速の様子の一部始終を見ることができ、コアなF1ファンには好まれるエリアです。

ヘアピンの向こう側なので遠いですが、大型ビジョンもあります。レース後のコースウォークにもアクセス良し。

GPスクエアから約30分とかなり遠いため、1日ここで過ごすのが良さそう。逆バンクオアシスまでは5〜10分。救護所あり。

Q1/Q2席：日立オートモティブシステムズシケイン

Q1/Q2席は、最終コーナー手前のシケインにある席。場所によってはすこしコースが遠いかも？

上段のQ2席は、シケインと最終コーナー、奥側のダンロップコーナー〜デグナーカーブ（1つ目）まで見渡せる席。場所によっては1、2コーナーを走るマシンも見えるそうです。

場所によってかなり見え方が違うようなので、公式サイトの動画を確認してみてください。

Q2席（公式サイト）

隣のR席裏にはシケインオアシスあり。

R席：最終コーナー

R席は最終コーナーを一望する席。シケインを抜けて最終コーナーを突っ切る様子を横から見ることができます。

下部の席はフェンスが邪魔で少し見づらいかも。

「2017年より「ファミリー観戦おすすめエリア」となり、A1席と共に子ども料金がお求めやすい価格に改定されているので、ファミリーでの観戦を検討されている方にはおすすめ」と公式にはあります。

S席：ファミリーシート

S席は最終コーナーからストレートへ向かう様子を見渡せる席。全席ファミリーシートとなっています。

またS席裏は売店・トイレなどの設備も充実しており、GPスクエアにも近いため、子供連れでも安心して観戦できますね。

近くに大きな観覧車「サーキットホイール」があり、子供が喜びそうです。

例年、決勝後にファミリー限定でメインストレートを解放するなど特別な待遇が期待できます。

トイレがファミリーエリア専用なのはとにかく嬉しい！

これまでの情報だと、駐車場もファミリー専用の遊園地に近いエリアが確保されるそうですよ。

他にもファミリー向けの特典がまとめられているので、公式サイトをご覧ください。

• S席（ファミリーシート）（公式サイト）

実際に行った感想を見てみる

私が2019年に回った時の景観と感想を、こちらにまとめています。

【F1日本GP観戦記2019】金曜・FP2と東エリア偵察

まとめ

F1日本グランプリのチケット（座席）は、値段、見える景色、楽しめるポイント、本当にバラバラです。

チケットを選ぶときは、自分や家族が何を優先するかを考え、じっくりと選びましょう！

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