【F1感想】ロシアGP、暗い表彰台+プーチンの威圧感。マックスお誕生日おめでとう!
2018年F1ロシアグランプリの感想です。今回はとにかく表彰台のドラマが目をひきましたね・・・涙なしには見れない。
そして、マックス・フェルスタッペンの21歳のお誕生日レースでした。後方出発でたくさん抜いて素敵なレースになりました(この事実が霞んでいる)
このページの目次
F1ロシアGP2018、PPボッタス→ハミルトン優勝の舞台裏
今回のロシアGP予選では、メルセデスの車が速さを見せ、ポールポジションはボッタスでした。
これまで影の立役者だったボッタスのPPを、肩を叩いて喜ぶハミルトンが印象的でした。
それがまさかこんな結果になるとは・・・
ボッタスを下げハミルトンを上げるメルセデス
決勝ではレース中盤でのメルセデスのチームオーダーにより、好調のボッタスを故意に下げ、ハミルトンが前へ。
これはベッテルを抑える目的もあったようですが・・・
最終的にそのままの順位でフィニッシュとなりました。
優勝ハミルトン、2位ボッタス、3位ベッテル。
終了間際ボッタスの懇願
PPで出発したボッタスは終始調子が良く、ハミルトンと同等のラップタイムを出し続けてました。
それは、チームオーダーで順位を譲った後半〜終盤も変わらず、ハミルトンを抑えてファステストを出すシーンも。
ラスト2週くらいで
ボッタス「最後までこのままの順位でいくの?(自分は前に出してもらえないの?」
と訴えますが、結果はYes・・・
メルセデスチームのボス、トト・ウォルフが直接ボッタスに「ごめんあとで説明する」と謝り、ハミルトンが優勝させられたという形で終わりました。
凍りつくインタビュ〜表彰台
今回は、レース内容よりレース後の内容の方が印象深かったので、先にそちらの話から。
気まずいインタビュー
ハミルトンも、自分が「勝たされた」ことはわかっていたようで。車を降りるとすぐにボッタスに駆け寄り、労う様子を見せてましたね。
ボッタスは紳士(見かけだけじゃなくて中身も)なので、苦しい表情でそれを受けてました。
神妙なメルセデス2人#f1jp pic.twitter.com/MFJu5Le9aB
— フェニックスA子@F1観ようぜ (@phoenix_ako) 2018年9月30日
遠慮するハミルトン、ショックを隠せないボッタス、そしてそれを気遣うベッテル。
プーチン登場でブリザード
インタビューを終えて控え室に戻ると、なんとそこにはプーチン大統領が。
控え室にプーチンpopでかしこまるハミルトン pic.twitter.com/biowyBGt9f
— フェニックスA子@F1観ようぜ (@phoenix_ako) 2018年9月30日
ハミルトンと何やら言葉を交わして、少しの間談笑してました。
その後、ベッテルが登場してカメラにタオルをかけて隠してましたね・・・(笑)
緊張感に包まれた控え室。
そしてこの空気は表彰台まで続きます。
緊張感しかない表彰台
表彰台にいくとまたプーチン大統領がwwww
ぶwww
表彰台のそこにプーチンかよボッタスますます凍りつく#f1jp #RussianGP pic.twitter.com/CBnmWljYr6
— フェニックスA子@F1観ようぜ (@phoenix_ako) 2018年9月30日
一昨年のシャンパンファイトでは、ハミルトンがプーチンのスーツにシャンパンをぶっかけたことがあるらしく、緊張感が走ります。
プーチン大統領直々の授与式のあと、プーチンは無事に退場し、気まずいシャンパンファイトの開始。
ひたすら気遣うハミルトンとベッテル
ベッテルが気を使ってボッタスにかまってあげてたこととか、ハミルトンがもらったカップをボッタスに渡そうとしたこと、1位の表彰台にボッタスを引き上げて一緒に登ったこととか。
色々ありました。
結局、メルセデスの戦略はなんだったの??
全員不幸じゃない??
という話ですよ。
メルセデス公式ツイッターには、英語のコメントで批判が殺到してましたね。
必要以上のお膳立ては、スポーツを壊す気がします。
レースで面白かったこと振り返り
後味の悪い最後でしょんぼりしてしまいましたが、レースはなかなか面白かったです。
特にレッドブルのマシンが検討していたことと、トロロッソがあまりにも残念だったことが・・・(涙)
マックス誕生日レース!19位→5位、ドライバーオブザデイ受賞
我らがマックスフェルスタッペンは、今日がお誕生日でした!
Happy Birthday Max!🎊🎊🎊
I’ll cheer you in JapaneseGP!!! pic.twitter.com/NkB8IK2T7B— フェニックスA子@F1観ようぜ (@phoenix_ako) 2018年9月30日
ちょうど、F1日本グランプリ用に応援うちわが出来上がったばかりだったので、公式に応援メッセージを送りましたw
ギアボックスの交換ペナルティで19位からスタートしたフェルスタッペン(リカルド、そしてトロロッソ二人)は、開始早々怒涛の追い上げを見せます。
鮮やかなオーバーテイクは、レース中のリプレイで「フェルスタッペンオーバーテイク集」が流れるほど。
長い間レースを先頭で牽引して、結果は5位でした。大健闘です。
リカルドもたくさん抜いて、マックスに次ぐ6位でした。
マックスオーバーテイクショーの動画はこちらに上がってました。
MAXIMUM ATTACK: Verstappen goes from P19 to P9 after stunning Sochi start
トロロッソ2台が揃ってスピン(不自然)
今回のトロロッソは、実は一番問題だったんじゃないかと・・・
来週はトロロッソ・ホンダの第二のホーム/F1日本グランプリだというのに。
開始早々のコーナーで、ガスリーとハートレーが不自然にスリップ&スピンして、二台とも即リタイヤ。
降りてすぐ、ハートレーがチームメンバーに、ハンドルを回すようなジェスチャーを見せていました。何かがおかしくてスピンしてしまったのでしょうか。
ガスリーと同時にコーナーで回るなんて偶然には思えませんね・・・
今回のトロロッソは、新しいエンジンモード「スペック3」を投入するとのことで、話題になってました。その結果がこれというのはあまりにも痛い。
エンジンが原因なのかどうかは、まだ不明です。
しかしこれ、日本GPで同じことにならなくてよかったですね。流石に日本でこれやったら、空き缶飛んで来そう。
フォースインディアの権威争い、オコンvsペレス
中盤のボッタスとハミルトンの順位入れ替えが話題になりましたが、フォースインディアも二回にわたる順位の入れ変えを行ってます。
最初は、オコンを下げてペレスを上げるチェンジ。
前を走るオコンがマグヌッセンにひっかかっていて、ペレスが自分なら抜けるから前に出せと申し出たんですね。
結局その後、ヒュルケンベルグとの位置関係などがからんで、二人の順位は元に戻されることになります。
フォースインディアは、メルセデスと違って二人それぞれに理解を示し、チャンスを与えています。
メルセデスも、少しは見習ったらいいと思うんですけどね。
オコンとペレスの二人は、来季のシートがまだ未定とのことで、チームも気を使っていたのかもしれません。
次回はいよいよF1日本グランプリ!10/4〜7(放送は5-7)
さて、次週はいよいよ待ちに待ったF1日本グランプリです!
台風が相次いで来ていて、開催が危ぶまれますが・・・
国際レースだから、きっと大丈夫でしょう。なんとかやってくれるでしょう。
しかし、2014年にビアンキがクラッシュしてその後亡くなったという悲しい事故もあるので、無理はしてほしくないですね。
私は10/4(木)、6(土)、7(日)に現地で参戦予定なので、夜にでも宿でレポートを更新する予定です!
お楽しみに。(疲れて寝てたらごめん)
ツイッターの方にリアルタイムで色々写真など流しますので、よかったらフォローください。
フェニックスA子のツイッター(F1専用アカウント) @phoenix_ako
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