【F1モナコGP】さよならニキ・ラウダ。狼少年ハミルトンvsライオンMAX

2019年F1の第6戦は、市街地サーキットであるモナコGP。

今回は、レースの直前にF1レジェンドのニキ・ラウダが亡くなってしまい、ほぼ追悼レースかのようになりました。

結果は、ニキ・ラウダの死に誰よりもショックを受けていた、ルイス・ハミルトンの優勝。

そんなレースの感想です。

 

 

AD

F1モナコGP:さよならニキ・ラウダ、追悼レース

モナコGPは、いつもとは全く違う雰囲気に包まれました。

年に一番の人気レースの前に、あのニキ・ラウダが逝ってしまった・・・

SNSはラウダの思い出にあふれ、1分間の黙祷にはニキの懐かしい写真映像が流れました。

もう、ピットにいるラウダじいちゃんの姿が見れないなんて信じられません。でも、訃報から最初のレースが始まって、本当にもういないんだなあと実感しました。

ハミルトンは誰よりもショックを受け、直前の式典を欠席したことで軽く問題になりましたが

心無いメディアや大御所の意見はまあどうでもいいでしょう。

今回は、ハミルトンにとって負けられないレースでした。

ライバルのベッテルも、ラウダの入院中に直筆の手紙を送ったりと多くの思い出があり、同じく負けられないレースでした。

メルセデスの車のハイローは、ラウダの赤い帽子を模して赤く塗られました。

フェラーリへのプライドよりも、ラウダの方が大切ということなんでしょう。

結果は、同じニキのヘルメットをかぶったハミルトンが1位、ベッテルが2位。

申し分ないレースになりました。

ラウダも天国で喜んでることでしょう。

 

今回のレース結果については、感想の最後にまとめたいと思います。

 

予選

今回のモナコGPの予選は、なんとホンダ勢大歓喜!の結果となりました。

ホンダ勢が4人ともQ3進出!!

  1. ハミルトン(メルセデス)
  2. ボッタス(メルセデス)
  3. フェルスタッペン(レッドブル)

5. ガスリー(レッドブル)→ペナルティでP8へ降格

8. クビアト(トロロッソ)→P7へ

10. アルボン(トロロッソ)

15. ルクレール(フェラーリ)

レッドブルとトロロッソは、アップデート後から調子が上がってきたのかな?

ガスリーは予選でグロージャンの進路を妨害してしまいペナルティ。

これはレッドブル側がガスリーにグロージャンの存在を教えてあげられなかったようで、またもガスリー受難という案件でした。

モナコがホームGPとなるルクレールは、なんとフェラーリの凡ミスでタイムアタックを更新できず、Q1敗退の15位・・。言葉もありません。

 

決勝

決勝の結果を時系列で。

スタートは無難に。

クラッシュがなくて本当によかったです。狭いサーキットですので。

フェルスタッペンはスタートでぐっと加速したものの、ボッタスに一歩のところで届かず・・・カーブで締められてしまいました。

今回はこの狭い道で、ボッタスを倒さないとハミルトンまで行けないって辛いな。

最初はそう思ってました(汗)

ホンダ勢は4人とも安定して位置を確保。

 

ルクレール・牛化

スタートからルクレールが鼻息荒げて前を追いかけています。

鬼気迫るオーバーテイク。マクラーレンのノリスにイン側から突っ込んで抜き去り、続いてグロージャンにもコーナーで突っ込む。

グロージャン「あいつカミカゼかよ!!!」

今回のカメラはとにかくルクレールを抜くね。

そしてさらにさらに、ヒュルケンベルグに襲い掛かったときに悲劇は起こりました。

ぶつかってタイヤがパンク・・・そして渋滞w

伸びきったタイヤをぺちぺちと地面に叩きつけて、ルンバみたいになりつつ走るルクレール車・・・ハードへ交換。

この時に、地面だけじゃなく自分のフロアをベチベチに打ち付けてたらしく、後の更なる悲劇に繋がります。

 

まさかのピットレーンでクラッシュ→ボッタス受難

ルクレール関連の騒ぎでセーフティーカー(SC)が入り、みなさん一気にタイヤ交換タイム。

ここでフェルスタッペンがピットを出る際に、後ろから来たボッタスとクラッシュ。

どうやらレッドブルがアンセーフリリースで、ボッタスきてるのに解放しちゃったようです。多分隣かすぐ横なので、タイミングが際どかったんでしょうね。

ボッタスは一瞬でピットに出戻り、またタイヤ交換・・・これでトップ争いから一旦落ちます。

レース後に明らかになるのですが、フェルスタッペンとレッドブルはこの時の動揺でマシンのモード変更を忘れ、ピットレーン用のモードでずっと走っていたのだとか。

 

ルクレール、フラグ回収

LAP13、先ほどパンクしたルクレールがラジオで叫んでいます。

 

ルクレール「マシンどんだけ壊れたの?僕レースできる?!できるよね?!」

 

そうこうしてる間に、LAP16でジョビナッツィがクビサをつっついて反転、マシンが通路を塞いで再び大渋滞wwww

これはクビサかわいそう・・・悪くない、クビサは悪くないよ。

いっぽうで、またルクレールの叫びが。

 

ルクレール「絶対諦めないぞぉおおお」(フラグ)

 

→LAP19でリタイアとなりました(チーン)

本当に気の毒・・。

 

ハミルトン、ブラフなのかどうなのか?

LAP21、ハミルトンの雲行きが怪しくなってきました。

 

ハミルトン「なんかタイヤおかしい」

メルセデス「これでなんとかしてくれ」

 

天気は、今にも雨が降りそう・・・雨粒がぽつぽつとしています。

ハミルトンのタイヤはミディアム。(私のイラスト間違えて白で塗ってますが、正しくは黄色でした)

どうやら既にタイヤがへたれてきたらしく、コントロールが効かなくなってきているようです。

 

フェルスタッペン5秒ペナルティ

その間に、フェルスタッペンに+5秒ペナルティが決定。この時点でP2につけているはずのフェルスタッペンの表彰台は絶望的に。

 

フェルスタッペン「うまくいってる?」

レッドブル「お前5秒ペナだわ」

 

昔のマックスなら、ここでピーピーいって発狂していたでしょう。でも、今回は違いました。

まだワンチャンあるかも・・・前のハミルトンのミスを狙って、虎視眈々と追い続けます。

タイヤに傷を抱えたハミルトンが抑え気味にレースコントロール。雨を待ってタイヤを温存しているようにも見えるし、蓋をして後ろのボッタスが前まで詰めてくるのを待ってる気もする。

 

ライコネン教習所と狼少年ハミルトン

トップ争いと関係ないところでは、ライコネンが車列を作っていました。

 

ライコネン「またあいつぶつけてきやがった!」

 

どうやらストロールとバトルを繰り返して傷ついている様子w

ストロールは毎回レースを面白くしてくれますね・・今回もですか。

 

ハミルトン「これ、タイヤ変えたらタッペンが前に出るだろ?」

 

ここモナコGPでは、一度前に出られるとなかなか抜けないコースなので、なるだけピットインはしたくない。

だからみんなハードを使う中、ハミルトンはミディアムなのです。しかも、既に限界の。

ハミルトンとメルセデスにできるのは、我慢比べ。あるいは雨で全員がタイヤを変えるチャンスを待つのみ。

LAP47で、ついに周回遅れがハミルトンの前にはだかり出しました。

ライコネンが教習所開講してるせいでみんな詰まってるという悪夢wwwwww

ペレスとマグヌッセンはぶつかりあってるし、今回のモナコはどこ見ていいかわかりません。

 

ラジオドラマ進撃のメルセデス 第6話「ルイス、絶体絶命?!」

ハミルトン「右前のタイヤがもうダメなんだけど?!」

メルセデス「もう少しふんばってくれ(またブラフだろ)」

 

ハミルトンに残されたタイヤは、もうユーズドのソフトかハードのみ。変えたところで、最後までもつとも限らないし、抜き返せるとも限らない最悪の状態。

 

(LAP57)
ハミルトン「後ろのタイヤももう無理なんだけど?!」

メルセデス「前の周回遅れになんとかついていければ・・・」

ハミルトン「いやもうマジで無理なんだけど?!?!」

 

このあたりで、視聴者もどうやらブラフではないらしいと気付き始める。

だがチーム側も何も指示できず・・・

今ハミルトンを入れたら、フェルスタッペンやベッテルに抜かれてジ・エンドだし。

 

(LAP62)
ハミルトン「こんなタイヤでやれとかもう意味わかんないね」

メルセデス「君を信じてる」

 

最後には拗ねてました。会話すら戦略みたいなメルセデスですが、ここまでラジオでやり合うのは珍しいですね。

ガスリー(ファステスト侍⇦Twitterで見かけた呼び方)がピットイン。しっかりファステストとってましたw

ベッテルは、後ろからただ待っています。

 

レッドブル「GO!MAX!パワーモード発進!」

ハミルトンを追い回していたフェルスタッペン 、どうやら終盤になってパワーモードに切り替えるようです。

 

ハミルトン「そりゃあバッドニュースだな(棒読み)」

 

レッドブルも後から気づいたらしい「あ、マックスのモード間違ってたわ。」問題、

このあたりで明るみになったのかもしれませんね。

マックスはずーっと不利なモードでルイスを追い回していたことになり、その点はレース後に視聴者たちからも絶賛されていました。

そして終盤のLAP76、ついにフェルスタッペンがシケインでハミルトンに飛び込みます。

 

もう、ここしかないと言うところ。

このホイールアタックは見ていてヒヤヒヤしたけど、最高に面白かったです。

メルセデスファンにまたボッコボコに言われるのか〜!と思ったけど、幸いルイスがリタイヤしなかったのでギリセーフでした・・・

しかし、バトルを好む視聴者層やF1公式には受け入れられたようですね。

 

F1モナコGP結果:ルイス優勝!ラウダがついてたね

結果は次の通り。

  1. ハミルトン(メルセデス)
  2. ベッテル(フェラーリ)
  3. ボッタス(メルセデス)
  4. フェルスタッペン (レッドブル)
  5. ガスリー(レッドブル)

7. クビアト(トロロッソ)
8. アルボン(トロロッソ)

 

マックスは最後まで戦い抜いての4位。誇らしい結果です。

でも、もしもマックスの車がちゃんとしたモードに入っていれば・・・。ハミルトンを抜けたかもしれないと思わざるを得ません。

ニキ・ラウダはマシンの調子を見てメンテナンスをする天才でした。

今のメルセデスのマシンがすごいのも、そのおかげじゃないかと私は思ってますが・・・

ハミルトンとラウダには敵いませんでしたね。

レッドブルは4人とも入賞でポイント獲得!

今年のホンダ4台体制のF1が始まって6戦、どんどん調子が上がってきています。

なんといっても、エンジンストップでプシューとなったことが一度もない!

これは日本GPが本当に楽しみですね!

 

次回はカナダGP、6月7日深夜〜

次回のカナダGPは、アメリカ大陸なので深夜の放送です。

決勝は6月9日(日)というか10日(月)の朝のはずなので、フリー走行は金曜の夜中からの予定。

どんどんマシンに慣れてきたガスリーに期待ですよ!

 

ドライバー紹介記事を書いたのでよかったらご覧ください。

https://f1miyouze.com/f1report/f1driver-shoukai-2019/

 

▷DAZN(1ヶ月無料トライアル)公式サイト

AD
フェニックスA子

フェニックスA子

フリーランスなF1クリエイター(39)。イラストと漫画を描くのが好きです。映画RUSHを見てF1を知り、そのまま沼にはまりました。スポーツは拳で殴り合いたいタイプなので硬派なドライバーを応援しがち。